Applet Server System Lab.

業務システムなどの基盤技術にぴったり

ひとつのＧＵＩウィンドウを再使用して、他のGUIウィンドウを表示する　クライアントサーバ　システム
Web アプリのような複雑な仕組みは不要
（アプレットサーバ　システム）

ＷＥＢアプリのように複雑な仕組みは不要。

　現在のWebアプリは、①サーバでの画面生成、②端末でのスクリプトの使用、によって複数画面のシステムを実現しています。
これは、非常に複雑な仕組みです。
そのため、たとえば次のような問題があります。
①運用の現場ではシステムの誤動作に遭遇することは珍しくありません。
②モバイル端末用とパソコン用の二種類のプログラムを開発・運用しなければなりません。
③モバイル端末とパソコンで同じシステムの操作方法が異なります。
④複雑な画面では動きが遅くなることがあります。
⑤セキュリティの問題を抱えています。
これらの問題を解決するため、より単純な仕組みで信頼性の高い基盤技術に移行することが望まれます。
　

　GUI（Swing、JavaFX 2.0、AndroidのGUIなど）だけで画面切換え。HTTPSで暗号化されたリモートプロシジャーコール。
スタンドアロンのJavaのマルチウィンドウプログラムが、ほぼ修正なしで、ブラウザで動くネットアプリに。
既存のシステムを総入れ替えすることなく、本技術を追加可能。

その心は、安全にどこでも使えてハードウエアに依存しない情報システム。

＜＜Javaで簡単　シングルウィンドウ　クライアントサーバシステム＞＞

GUIウィンドウ切替の仕組

GUIウィンドウの描画方法は、大別して次の３種類。
（１）ウィンドウマネージャの指示によって、ウィンドウ全体を描画。ウィンドウの大きさが変わったとき、ウィンドウの表示位置が移動したときなどに使われる。この方法では、表示内容は変わらない。
（２）ウィンドウマネージャの指示なしで、ウィンドウ内の一部のウィンドウ部品を表示。プルダウンメユーなどの表示に使う。
（３）ウィンドウマネージャの指示なしで、ウィンドウ部品ではないデータを表示。ＭＳワードで文書ファイルの内容を表示する、ブラウザでHTMLファイルの内容を表示する場合になどに使われる。
本技術（特許取得済）では、ウィンドウ部品を交換したあと（１）の表示方法を開始させるイベントを発生することが大きな特徴。

①ボタンがクリックされると、
②ボタンのイベント処理プログラムが実行され、
③前記イベント処理プログラムの中でウィンドウ部品を削除し、
④前記イベント処理プログラムの中で新くウィンドウ部品を貼り付け、
⑤前記イベント処理プログラムの中で再描画のイベントを発生させ、イベント処理プログラムは終了し、
⑥イベントを受け取ったウィンドウマネージャはウィンドウに描画指示を出し、
⑦描画指示を受け取ったウィンドウは、ウィンドウ部品が交換されたウィンドウ全体を描画する。

このJAVA GUIプログラムをサーバからダウンロードして、ブラウザの中で実行するとJAVA Appletになります。
以下に示すように、アンドロイドは、既にこの仕組みを備えています。
(1)setContentView()
(2)Intent in = new Intent(activity.getApplicationContext(), newView.class);
activity.startActivity(in);

暗号通信

　JavaプログラムとWebサーバの通信は、Webサーバが提供するHTTP/HTTPS上のリモートプロシジャーコールです。 SpringFrameworkというオープンソースのHTTPInvokerが、この仕組みを提供します。
　Webサーバを経由してアプリケーションサーバのTOMCATに届いたリモートプロシジャコールは、 TOMCAT上でサーブレットとして実行され、その実行結果が端末のJavaプログラムに返されます。